人は変わるのでしょうか?
変わろうという決意は何度もした。
自分がかわったかな?という気持ちを何度ももった。
でも、結局変わりきれていない自分がいる。
表面的なところではなく、心の奥底から魂の中から、
人は変わるのでしょうか?
変わることを決意した。
目標を定め行動する自分がいた。
周りからの支えもあった。
でも同じところを息を切らして走っている自分がいる。
心の奥底から、魂の中から、
人は変わるのでしょうか?
人が変わる姿をみた。
不器用な人は、不器用なままだけど、
孤独な表情が、喜びの表情に変わった。
その変化には美しさがあった。
そして、喜びの表情が周りにも伝播した。
あたりは沈黙を脱し、喜びの歌で満たされた。
その光景は、この世の何よりも美しかった。
人は変わるのでしょうか?
人が変わる姿をみた。だから、人は変わる。
心の奥底から、魂の中から、人は変わる。
でも自分はどうだろうか?
変わることができるだろうか?
何度も見た景色を明日も見てないだろうか?
自分自身を変えることができるだろうか?
今日も昨日見た世界と同じ世界をみている。
同じところを何度も何度も行き来している。
少し立ち止まってみる。
そうすると、足元に小さな小石がある。
この小石は昨日なかったものだった。
手にとってみると、なぜかほんのりあたたかい。
人は変わる。
少しずつ少しずつ、そして大きく変わる。
心の奥底から、魂の中から。
その変化していく姿は、まぶしく、
この世のなによりもすばらしい。